付き合う前のモヤモヤ

 最近ふと、「高校時代の恋愛ってなんか気持ち悪かったよなぁ」と振り返ることがあった。僕自身は高校時代恋愛をしていなかったんだけど、なんか友達同士の恋愛が、なんというか「気持ち悪かった」のだ。

ボルダリングジムに出会いはある?

 当時、僕は男友達のリョウタと女友達のエリの恋愛を仲立ちしていたんだけど、傍目から見てもその二人はお似合いだったし、おそらくあっさりと事が済むだろうと思っていた。けれどこれが意外にそうもいかなくて、恋愛の仲介は困難を極めたのだ。リョウタはエリのことを「高嶺の花すぎて、俺には手が届かんよ」と言うし、エリは「リョウタくんは憧れだから」と言ってなかなかお互いの距離を詰めようとしなかった。

 当時僕はこの状況に対して、そんなに違和感を持たず、仲介業務を続けていたのだが、なんだかこの間ふと、このエピソードを思い出したのである。リョウタとエリは一体何をやっていたのだろう。フラれて関係が悪化しない様に、保身に走っていたのか?憧れという距離感が良かったのか?分からないけど、どっちにしてもなんかモヤモヤするやり取りだ。結局二人は付き合ったのだけど(もちろんすぐに別れた)、あの、なんとも言えない空気感は何だったのだろう。

 結局僕の中でも「気持ち悪いなぁ」くらいの、モヤモヤした感じでしか言葉にはできないのだけれど、いつかあの時の違和感の正体が掴めればいいなぁと思っている。